静岡市駿河区に住む70代の男性が、郵便局職員や検察官をかたる人物からの電話で、約2300万円を振り込み騙し取られる特殊詐欺事件が発生しました。

詐欺の被害に遭ったのは、静岡市駿河区に住む70代の無職の男性です。

警察によりますと、4月上旬に男性の自宅の固定電話に郵便局の職員や検察官をかたる人物から「あなたの携帯電話と通帳が郵便局に送られており、犯罪の疑いがある」、「口座を売ったりしていないか」、「あなたが持っているお金について紙幣検査を行う必要がある」などと電話があり、男性は6月初旬から中旬までの間に、複数回にわたってインターネットバンキングから指定された口座に現金約2300万円を振り込み、だまし取られたということです。

紙幣検査のために6月に振り込んだお金が6月中に返金されなかったため、同居する家族に相談したところ、家族が詐欺だと気づいたということです。

詐欺に遭った男性は、電話で「守秘義務がある」と言われていたため誰にも相談できず、指示されるがままにインターネットバンキングの口座を開設させられ、指定された口座に6回にわたって約2300万円を振り込んだということです。

警察は、「検察官等を名乗る電話で、『お金を検査する必要がある』、『お金を預かる必要がある』などと言われた時は詐欺です」と、注意を呼び掛けています。