能登半島地震による被害で、一部区間の運休が続いている黒部峡谷鉄道のトロッコ電車。10月1日に全線での運行再開が決まっています。落石による損傷があった鐘釣橋では、順調に復旧工事が行われ7日、報道陣に公開されました。
嘉藤奈緒子アナウンサー
「こちら落石被害のあった鐘釣橋です。きょうは復旧作業が必要な15か所のうち、縦桁と呼ばれる部分の取り替え作業が行われています」
黒部市の宇奈月駅から欅平駅までのおよそ20キロを黒部川に沿って走るトロッコ電車。2024年1月の能登半島地震の影響で、宇奈月駅からおよそ14キロ先の東鐘釣山で落石が発生し鐘釣橋に直撃。

レールなどに大きな損傷が出たため、2024年シーズン以降は、宇奈月駅から猫又駅までの折り返し運行での営業を余儀なくされてきました。

東鐘釣山の落石対策に時間を要したことから、今年5月、ようやく復旧工事がスタート。
黒部峡谷鉄道・坂井政彦さん
「復旧工事全体としましては、3分の1ほど進捗している」

取り替えや補修が必要な15か所のうち、これまでに6か所の作業を終えていて、7月中に完了する見込みだということです。

8月以降は軌道の復旧などを行い、作業用の列車を走行させながら、補修箇所の塗装や足場の撤去を順次進めていくということです。
黒部峡谷鉄道・坂井政彦さん
「この後も安全を最優先に補修作業を進めてまいります。全線開通を心待ちにしておられるお客様、関係各社の方の期待に応えるように我々全社一丸となって復旧作業を進めてまいりたい」

全線での運行再開は10月1日。現在、折り返し地点となっている猫又駅で乗降できるのは、9月30日までとなります。
また、これに合わせて、2年3か月にわたり延期されていた「黒部宇奈月キャニオンルート」が10月2日から一般開放されます。















