夏の高校野球宮崎大会3日目、1回戦4試合が行われました。

ひなたサンマリンスタジアムで行われた第2試合は、宮崎西と日南が対戦。
試合は激しい点の奪い合いとなります。

4対4と両者譲らず、迎えた5回。
宮崎西はノーアウト1,2塁の場面で5番兒玉のレフト前タイムリーヒットで勝ち越しに成功。
その後、両チーム得点を重ね、7回表までに宮崎西は9対5とします。

その裏、日南打線が猛攻を見せます。
1アウト満塁、チャンスの場面でキャプテン鬼束がレフトオーバーのタイムリースリーベース。走者一掃で1点差に迫り、さらに、平角の内野安打で9対9の同点に追いつきます。

8回、9回は両投手がふんばり両者無得点。試合はタイブレークへ突入します。

10回表、2アウト満塁とした宮崎西は、押し出しで一点を追加。

しかし、そのウラ。日南は1アウト1・2塁で、3番平角の左中間真っ二つ、2打席連続のタイムリーで同点に追いつきます。

そして、試合に決着をつけたのは4番の清。
痛烈なタイムリーヒットを放ち、日南が3時間半を超える熱戦を制しました。

宮崎西 10-11x(延長10回) 日南

(宮崎西 上田吏矩主将)
「後悔はないです、宮崎西で本当良かったです。いっぱい」
(日南 鬼束晟生主将)
「今までの練習を信じて、一人一人が役割を果たせるように全員で挑んでいきたい」

一方、アイビースタジアムの第1試合は延岡学園と飯野が対戦。

去年の夏、ベスト8だった延岡学園と対戦したのは、4年ぶりに単独チームで出場が叶った飯野。

試合は初回、延岡学園の打線が爆発し、指名打者・中原のタイムリー3ベースなどこの回、一挙15点をあげます。

チーム作りに奮闘してきた飯野のキャプテン、上村礼恩選手。きょうの晴れ舞台を見届けようと客席には兄弟の姿がありました。

(弟・凛恩さん)
「単独として出られるというのはすごく家族としてもうれしいし、頑張って欲しい。キャプテンとして最後まで頑張れ!」

その声援に答える様に4回、上村は先頭打者で出塁し、ボークで2塁へ進むと、盗塁に成功。
チャンスの場面を迎えますが、得点とはなりません。

結局、試合は延岡学園が27対0、5回コールドで勝利しました。

延岡学園 27-0(5回コールド) 飯野

(延岡学園 河原斗真 主将)
「堅くならず、しっかり自分のスイングが各自で来ていたのでいい結果になった。足元をしっかり見て、やることをやって、次も勝ちたい。」

実は部員がゼロになった時期もある飯野。
当時、唯一部に残ったマネージャーの伊藤梨亜菜さんは特別な思いで試合を見守りました。

(伊藤梨亜菜さん)
「本当に感動した。自分がマネージャーだった頃を思い出したし、彼(上村選手)の精一杯のプレーを見られて良かった」

3年生の思いは後輩たちに受け継がれます。

(飯野・1年 冨永泰雅選手)
「1つずつ着実に勝っていって上に進んでいきたい」

(飯野 上村礼恩主将)
「夏の1勝。まずはそこからどんどん勝って、野球が楽しいということを伝えていってほしい。みんな入ってきてくれてありがとう。楽しかった!飯野高校野球部最高!」

その他の試合の結果
ひなたサンマリンスタジアム宮崎
第1試合 門川 2-8 宮崎南
アイビースタジアム
第2試合 日向学院 10-0(5回コールド) 高鍋農業