東日本大震災の被害を受けた宮城県石巻市雄勝町の小学校で、服を着た状態で水に転落した際の対応を学ぶ学習が、学校の目の前にある海で6日に行われました。

雄勝湾で行われた「着衣泳」の学習には、雄勝小学校の全校児童19人が参加しました。

水難学会 安倍淳さん:
「(海中転落時の)集団密集隊形、これはプロもやる。沖を通っている船の漁師もやっている」

講師を務めたのは、水難学会の理事で、大崎市に住む安倍淳さんです。児童たちに、集団で体を浮かせる方法を指導した後、服を着たまま海に入り、仰向けになって空を見上げる「背浮き」のコツを伝えました。

安倍さんは、震災で、自宅と会社があった東松島市野蒜から建物ごと津波に流された経験があります。

児童:
「集団で浮くということを学んだ」
「(万が一には)浮いて待つこと」

水難学会 安倍淳理事:
「(水難事故は)たぶん浅い、ここは大丈夫という思い込みと、この年代にありがちな冒険心でトライをして、取り返しのつかない事故に遭うことが多い」

雄勝小学校では、実際の体験を通して自分の身を守る方法を学んでもらおうと、目の前の海を利用し、「着衣泳」の学習を続けています。














