永瀬清子さんと岡山合唱団

岡山合唱団は、1956年8月、20数人で結成された混声合唱団で、今年創立70年。
これまでに、永瀬清子さんが作詞を手がけた合唱曲を、たびたび演奏しています。

岡山合唱団創立30周年記念には、永瀬さに合唱構成組曲「月の輪からのメッセージ」の作詞を依頼しました。

岡山県美咲町飯岡に5世紀前半に築かれた「月の輪古墳」発掘(1953年)をテーマにしたものです。

永瀬さんは、月の輪古墳の発掘に、自らも参加したことを振り返り、

「長くつづいた戦争が終わり、誰もかも、なぜあんな戦争をしたのだろうか、私たちはもっと勉強していたら、いろいろの世の中の仕組みがわかっていただろうに、という思いが次第に強くなっていた時です。

今までの教育では神がかりの歴史を教えられて、そのまま信じざるを得ませんでした。そして戦争もその線で我々はついていくほかなかったのです。

だから本当に事実に基づいた歴史を知り、日本の人々がどのようにして開けてきたかを自分たちの目でみ、心でさわって知りたいと思う心が、ひとりでに月の輪の発掘に結び付いた」

という文章を、岡山合唱団の演奏会のパンフレットに寄せています。

朗読会には、岡山合唱団のメンバーも参加し、1980年代の様子を振り返りました。

次回の朗読会は、8月8日(土)午後2時からの予定です。