イランでは、アメリカとイスラエルの攻撃で殺害された前の最高指導者ハメネイ師の葬儀が行われています。首都テヘランから中継です。

ハメネイ師のひつぎは、礼拝施設に安置されています。

施設周辺では大規模な交通規制が敷かれており、およそ2キロの範囲にわたって車両の乗り入れが禁止されています。テヘラン市内は気温が37℃近くまで上がる厳しい暑さですが、市民は徒歩で施設へ向かい、最後の別れを告げています。

私も先ほどまで施設内で取材していましたが、ひつぎに向かってイラン国旗を振る人や、涙を浮かべながら追悼する人の姿が見られました。

ひつぎは5日の夕方までこちらに置かれる予定で、その間に最大で2000万人の市民が訪れると推定されています。

ハメネイ師の葬儀は、7日にはイスラム教シーア派の聖地コム、9日にハメネイ師の故郷・北東部マシュハドで行われ、その後、遺体は埋葬される予定です。

イランでは、特に戦闘開始以降、私たちのような外国メディアの入国を厳しく制限してきましたが、今回は多くの海外メディアに取材を認めています。大勢の市民が集まり、ハメネイ師を悼む様子を世界に発信させることで、イスラム体制への国民の忠誠や国内の結束を内外にアピールしたい狙いがあるとみられます。