ネパールで乗員乗客72人が乗った旅客機が墜落した事故。実は日本人もよく乗る飛行機だったのです。この飛行機に何度も乗っていて「乗りなれた飛行機だったので、本当にショッキングな出来事」と語る人が富山県にいます。


富山県立山カルデラ砂防博物館 
飯田肇学芸課長:

「乗りなれた飛行機だったので、しかも会社(イエティ航空)の飛行機もよく使っていましたので、そういう意味では本当にショッキングな出来事だったと思います」

衝撃を隠せないのは富山県立山カルデラ砂防博物館の飯田肇学芸課長。


新型コロナの感染拡大前は、何度も事故を起こしたイエティ航空の旅客機に乗っていたといいます。墜落したのはネパールの首都・カトマンズから第二の都市・ポカラに向かう旅客機でした。

飯田学芸課長:
「カトマンズからポカラに行くのは比較的ネパールの山岳地帯を行く飛行機としては大きめな飛行機でお客さんも70人くらい乗れる飛行機で、比較的安定しているのかなと思っていたんですが…。エベレストの方に行くルクラというところに行く飛行機はもっと小さな飛行機で、ポカラ行きの便より不安に感じるようなときはあるんですけど、ポカラに関しては比較的大きな飛行機でこれまでに不安になったということは無かったですね。ヒマラヤの山岳地帯に沿って飛ぶ飛行機なので気流の悪いときはありますけど…」

カトマンズの東、エベレストの玄関口にあるルクラには「世界一危険な空港」と言われるテンジン・ヒラリー空港があり、これまで何度も墜落事故が起きています。