食品ロスの問題を広く知ってもらおうと、新潟市の小学生が自らお弁当を考えて販売をしました。
一体どんなお弁当になったのでしょうか?

小学生が考える SDGs フードロス

新潟のブランド肉・白根ポークを使った生姜焼きや、カブの葉とジャコの炒め物。
このお弁当を考えたのは新潟市立小針(こばり)小学校の6年生。その名も『KOBA弁(こばべん)』です。

16日から、新潟市西区のJA直売所『いっぺこ~と』で販売が始まり、朝から行列ができました。

【小針小学校 6年生】
「めっちゃ緊張しています。でもおばあちゃんたちもいるし、みんながいるので頑張りたいと思います」


最初は緊張した様子でしたが、午前11時に販売が始まると、接客をしたり館内アナウンスをしたりと、元気にお弁当を売っていきます。

この活動は総合学習の一環で行われていて、世界的に課題となっている食品ロス問題を広く知ってもらうため、お弁当には野菜の皮などが活用されています。

【記者リポート】
「カブの葉のシャキシャキ感がいいですね。食感が癖になります。美味しいです」

【小針小学校 6年生】
「ふだん捨ててしまうところを使って、食品ロスをできるだけ減らしているところが、このお弁当の魅力です」

「お客さんたちに、自分たちの声で、このお弁当のことについていろいろ届けられたのでよかったです」


このお弁当は1日50個限定で22日まで販売され、23日からは別の種類のお弁当が販売されるということです。