閉院を選んだ函館、逃げ場のない浦河。「代わりのない」地域医療の現状
浦河赤十字病院 大柏秀樹院長
「へき地にありまして、当院では地域医療を担いながら、救急、小児周産期という不採算部門も抱えております」
患者減少による収入減。さらに、医師不足を非常勤でカバーするため、人件費も膨らみ、2025年度の赤字額はおよそ3億7000万円に。
浦河赤十字病院 大柏秀樹院長
「経営状況としては病院単独では難しい状況ですので、財政支援が必要な状況になっています」
苦しむ人を救いたいという理念のもと、全国で地域に欠かせない医療を担ってきた日赤病院。しかし、各地で厳しい経営環境に置かれています。
函館赤十字病院は、同じ地域に大規模な医療機関があるとして、2028年3月を目処に閉院を決めました。しかし、浦河は事情が違います。
浦河赤十字病院を応援する会 徳田正人会長
「この地域から日赤病院がなくなったら、もう自分たちもここに住んでいられないと」
この地域には、代わりとなる病院はないのです。














