県内有数の進学校で、今年の九州大会県予選を77年ぶりに制した大分上野丘高校。第1シードで迎える夏の大会は、つなぐ野球で頂点を目指します。

(須藤雅仁キャプテン)「一球のためにできる準備をしっかりやって、夏の大会は気持ちの面が大きいと思うから、いろんな場面を想定してやるというのを意識しましょう」
県内有数の進学校である大分上野丘。野球部は平日2時間と限られた中、3年生9人を中心に効率的に練習に取り組んでいます。チームは春の九州大会県予選で77年ぶりに優勝し、夏の第1シードをつかみ取りました。
(須藤雅仁キャプテン)「(春は)自分たちの思い描く野球をしたら通用するというのが分かったので、夏も自分たちらしい野球をしたいです。ピッチャーを中心とした守りから入り、爆発的な打撃力はないので、短打でつないでいくチームです」
春の県予選優勝の立役者はエースの倉光。曲がりの大きいスライダーを武器に変化球を低めに集める技巧派サウスポーです。上野丘は倉光を中心に、守備からリズムを作り、ロースコアでの展開に持ち込み勝利を目指します。

(倉光俊輔投手)「変化球を中心に組み立てるピッチングが持ち味です。低めに集めたら打たれにくいので、意識して投げています。大きい舞台なので1試合ずつ勝っていったら、結果として甲子園に繋がると思っています」
一方、チームの課題はバッティングです。多くの選手たちは技術の向上に向け、練習で金属より芯が狭い木製バットを使い、ボールを芯でとらえるミート力を磨いてきました。攻撃の中心となる4番の伊藤は、春の九州大会でもホームランを放った勝負強さが持ち味です。
(伊藤大泰選手)「(木製バットで)芯で捉えるというのが身につきました。打球の質が変わったり、強い打球が打てるようになった。チャンスでまわってきたときに、ランナーをしっかり返すバッティングをしたい」
春の九州大会では積み上げてきた努力が花開き、33人の部員が確かな手ごたえをつかんでいます。
(須藤雅仁キャプテン)「自分たちの野球をすれば通用するというのが分かったので、今までやってきた集大成をみせる夏だと思う。一戦一戦、戦って、結果的に甲子園に行きたい」
第1シードの大分上野丘は大会5日目に登場。春の旋風を再現し、1958年以来の夏の甲子園出場を目指します。














