おととい(6月30日)閣議決定された皇室典範改正案について、宮内庁長官は「何らかの形が出るとありがたい」とコメントしました。

宮内庁の黒田武一郎長官はきょう(2日)午後、定例の記者会見で、皇族数確保に向けた皇室典範の改正案に関して問われると、「どのような結論を最後出されるかというのは、国会のご判断ですけれど、何らかの形が出てきていただくとありがたい」と述べました。

また、「長きにわたって様々な議論が積み重ねられた結果として、閣議決定に至ったことを重く受け止めております」としました。

また、閣議決定の見通しについては、ベルギー公式訪問中などに長官から陛下に伝えたということです。

皇室典範をめぐっては、おととい政府が改正案を閣議決定。案では、▼女性皇族の結婚後の身分や、▼旧宮家出身の男系男子の養子縁組などについて規定しています。

また、皇位継承に関しても盛り込まれ、養子本人はその資格がない一方、養子の子孫に男子が生まれれば資格を持つことになり、野党などからは十分議論されていない事項を含むなどとして批判の声が上がっています。

政府は、今月17日に会期を迎える今国会中の法案成立を目指しています。