2018年に起きた奥田交番襲撃事件で、殺害された中村信一さんの妻が「県警の初動対応」を明らかにしようと訴えた民事裁判の控訴審が結審しました。
中村さんの妻は2021年に富山県を提訴。110番通報を受理した県警の通信指令課が適切に対応していれば、夫は殺害されることはなかったと訴えてきました。



控訴審で原告側は「現場に最初に到着した警察官は、中村さんが殺害される10分以上前の時点で、すでに拳銃をつなぐ紐が切れているのを確認していた」と主張。これに対し、県側は「警察官は紐の切断に気づいていたかどうかは分からない」としていました。

本日(7月1日)行われた裁判の手続きで原告側は、必死に助けを求める現場からの通報内容を踏まえ「奥田交番に集まった警察官らは全員、事件後の捜査にしか関心がなかった。一般市民が新たに被害に遭うという危機感を誰も抱いておらず、周囲への注意喚起を怠った」と訴えました。

富山県側から新たな反論はなく、結審しました。
中村さんの妻
「犯罪が起きた時の対応について改めて考え直してもらえるそういう事案であってほしい」

判決は9月2日に言い渡されます。















