富山大学附属病院周産母子センターでは、発達の遅れが出るケースが多いとされる「早産児」の発達支援に向けた研究が行われています。

研究は、出生週数が32週未満、または出生体重が1500グラム未満の早産児が対象です。出産予定日を基準にして数えた修正月齢で、1歳1か月から1歳6か月までの「前期群」と、1歳7か月から2歳までの「後期群」に分かれ、おもちゃを使った、親子でのグループワークを月に1回実施します。

グループワークで使用するのは、ベネッセコーポレーションが毎月提供する通信教育の教材。月齢ごとの発達に合わせたおもちゃを活用できることから、病院側が協力を依頼しました。

病院では、1歳6か月時点と3歳時点で発達検査を行い、効果を検証。グループワークの実施時期を検討します。

富山大学附属病院周産母子センター
吉田丈俊 センター長
「みんなでグループワークをすることによって子どもたちの可能性がちょっとでも伸びれば。僕らは(実施時期は)1歳くらいがちょうどいいんじゃないかなと思っているので、そこを証明できると子どもたちにとっていいのかなと考えています」

吉田丈俊センター長は、早産児だけでなく、先天性心疾患などにより発達リスクを抱える子どもたちへの支援にも発展させていきたいとしています。