相続税などの算定基準となる土地の「路線価」が発表されました。広島県内の変動率の平均値は、5年連続で上昇しました。
路線価は主な道路に面した土地1平方メートルあたりの毎年1月1日時点の評価額です。
小林康秀キャスター
「広島市南区京橋町です。このあたりは20%を超えるまるでバブル期並の上昇率となりました。こちらには駅前大橋ルートが広島駅の再開発によって出来ました。人の流れが大きく変化しました」

広島国税局によりますと、広島市南区京橋町の駅前通りは、5年連続の上昇となる169万円で、22・5%と県内トップの上昇率となりました。5年連続の上昇率トップで、令和になってから最高の変動率となりました。エールエールヒロシマなど、駅前再開発A・B・Cブロック周辺では、9%~11%上昇しています。
県不動産鑑定士協会の生瀬会長は、ミナモアの開業で駅近くの利便性が高まりホテル出店も相次いでいると話します。
広島県不動産鑑定士協会 生瀬肇会長
「紙屋町・八丁堀から比べても駅前地区はまだ安いので水準的に、伸びしろと言うことを考えると、もう少しいくんじゃないか…」
その紙屋町八丁堀地区は引き続き堅調です。
小林康秀キャスター
「福屋八丁堀本店前です。私の足元の一角1平方メートルあたりは388万円。県内最高の路線価です」
広島市中区胡町相生通り南側は、388万円で17年連続の県内最高。全国でも10番目に高い路線価で、去年より4・6%上昇しました。進む再開発が影響していると言います。

県不動産鑑定士協会 生瀬肇会長
「カミハチクロスという大型複合施設が建とうとしているこれに対する期待感がやはり大きい」
また紙屋町八丁堀に隣接する、エディオンピースウイング広島が開業して2年が経ちましたが、周辺では5~8%の上昇となっています。
一方、庄原市や安芸高田市では下落していて2極化も進んでいると言います。
広島国税局によりますと基準となる県内の標準宅地およそ7000地点の変動率の平均値は、今回の調査で去年分に比べて2・6%上がり5年連続で上昇しました。

一方で、今後について生瀬会長は、「金利の上昇傾向やナフサ不足の影響で住宅需要が冷え込むと、商業地にも影響を及ぼし兼ねないので、注視していきたい」と話しています。














