海のミルクとも呼ばれる「牡蠣」をモチーフにしたキャラクターが人気です。“食べずに可愛がる”、そのワケとは?

牡蠣は“食べずに可愛がる”

ぷっくりした牡蠣フォルムに愛らしい目がついたものや、衣をまとったカキフライキャラまで、バッグに「牡蠣」のキャラクターをつけている人がそこかしこに。

みなさん、どんなところに惹かれているのでしょうか?

「丸いフォルムがモチモチして可愛い」(高1女子)
「つるんつるんでプルプルだから可愛い」(高3女子)
「赤ちゃんが被っている帽子みたいなフリルが可愛い」(20代女性)

牡蠣ならではの形やひらひらが魅力的とのことですが、食べるとなると「あまり好きじゃない」「嫌いな食べ物ランキング3位には入る」との声も。今、“牡蠣は食べずに愛でる”人が増えているのです。

牡蠣キャラの特設コーナーも

『ハンズ横浜店』(神奈川・横浜市)では、牡蠣キャラクターのポップアップストアも登場。

19歳女性:
「ふわふわしていて可愛い。見惚れていた」

お客さんが思わず見とれてしまったのは「ぷりぷりカキ」というキャラクター。しもぶくれのぷりっとしたフォルムに小さな丸い目がちょこんとついた牡蠣たちが登場する、ほのぼの系のSNSマンガが人気となりグッズ化したものです。

『ヴィレッジヴァンガード ららぽーと立川立飛店』(東京・立川市)でも、牡蠣キャラコーナーを設置しています。

店長・徳田晃一さん:
「色々なキャラクターを取り扱っているけど、その中でも売れている」

中でも「つぶらな瞳の仲間達」シリーズの「なまがき」は大人気。ぽてっと丸みのあるフォルムにつぶらな瞳が愛らしいキャラクターで、おしゃぶりをくわえた小さな口も愛らしいと、これまでに約700万個の関連グッズが出荷されています。

また、ゲームセンターのクレーンゲームの景品としても「牡蠣は人気が本当に高くて、入れるとすぐになくなるくらい」(『GiGO総本店』旗艦店長・森田薫さん)だといいます。

自宅に牡蠣の“高層マンション”

“牡蠣キャラファン”の30代女性の自宅は、まさに牡蠣だらけ。

玄関では小さなベンチに座る牡蠣たちがお出迎え。ベッドの上には大きな牡蠣キャラが3体、テレビの横にもたくさんのぬいぐるみが飾られ、“自作の縦長ラック”にも牡蠣キャラがびっしり並びます。

100体以上の牡蠣キャラと暮らす女性:
「牡蠣ちゃんたちの“高層マンション”。一部屋ずつ色で区切られていて、牡蠣ちゃんたちが住んでいる。出かけるときは最近必ず、どの子にしようかなと選んで外出先で愛でる感じ」

また、40代女性ファンも「私と娘の“癒しの存在”になっていて、店で見かけるとついゲットしてしまう」と親子で集めているといいます。

誕生75年で人気!ディズニーの牡蠣

東京・新宿にある『ディズニーフラッグシップ東京』で、多くの人が手に取っていたのもー

30代女性:
「ヤングオイスターが好き。貝と貝の間に身が収まっているのが可愛い」

1951年の映画『ふしぎの国のアリス』に登場する「ヤングオイスター」は、ピンク色の服に、赤ちゃんの帽子のような殻を被った牡蠣の子どもたち。75分間の内“登場シーンは103秒”(※番組調べ)にも関わらず、関連グッズが約20種類も販売されるほど人気なのです。