中国共産党はきょう、党の創建105周年を祝う式典を開き、党総書記を務める習近平国家主席が「祖国の完全な統一は歴史的任務である」として、台湾統一への意欲を改めて示しました。

中国共産党はきょう午前、北京の人民大会堂で党の創建105周年を祝う式典を開きました。

式典で演説した習近平国家主席は、中国の経済的発展や社会の安定は中国共産党の指導による成果だと強調したうえで、社会主義現代化強国の全面的完成と、中華民族の偉大な復興という目標に向かって進むよう呼びかけました。

中国 習近平 国家主席
「台湾独立の分裂勢力を断固として打撃し、外部勢力による干渉に反対し、祖国統一の偉業を断固として推進する」

台湾問題については、このように述べて、頼清徳政権をけん制したうえで、「台湾問題を解決し、祖国の完全な統一を実現することは、我が党の確固たる歴史的任務である」として統一への意欲を改めて示しました。

また、反腐敗運動を引き続き進める考えを示しました。

来年秋に開かれる中国共産党大会で、習主席は4期目に入る見通しで、党内の引き締めをはかることで自身の権力基盤をさらに強化したい考えです。

こうした中、中国国営の新華社通信によりますと、2025年末時点の中国共産党の党員数は1億128万6000人でした。

党員数は2024年に初めて1億人を超えましたが、去年、さらに101万5000人増加したということです。

大学などを卒業した党員は前の年より1.4ポイント増え、59%と高学歴化が進んでいます。

また、去年入党した党員のうち35歳以下の党員は175万3000人で、84%を占めました。

中国では共産党員になることで就職や昇進が有利になるとされていて、若者の失業率が高い状況が続く中、党員を目指す若者が増えていることが背景にあるとみられます。