静岡県にある浜岡原発の再稼働審査をめぐり中部電力がデータを不正に操作していた問題で、原子力規制庁が調査を始めた後にも中部電力がデータを不正に操作していたと規制庁が明らかにしました。
この問題は、浜岡原発3号機と4号機の再稼働をめぐる審査で、耐震設計の「基準地震動」について中部電力がデータを不正に操作し、意図的に地震の揺れを小さくみせていた疑いがあるものです。
去年2月、原子力規制委員会に対して外部から情報提供があり、その後、去年5月に、事実確認をするために原子力規制庁と中部電力との面談、調査が始まりました。
この去年5月の面談の後も、中部電力が都合のいい形でデータを不正に操作していたと、きょう規制庁が明らかにしました。
原子力規制委員会 山中伸介 委員長
「申告制度の調査が始まってからですら、不正が行われていた」
原子力規制委員会 神田玲子 委員
「こうした行為に対する感覚が麻痺していたのではないか。上層部の然るべき方が対応状況を確認するなどの、何らかの関与をした可能性がある」
原子力規制委員会は、実態解明に向けた検査を引き続き行うとしたうえで、今後提出される第三者委員会の報告も踏まえ、夏ごろに中部電力の処分を決めたいとしています。
この問題について、中部電力の関係者はJNNの取材に対し、原子力土建部が原子力規制庁から問題を指摘されてからもデータの不正操作をそれほど問題視していなかったと指摘したうえで、「社内で共有されず、感覚が麻痺していたのではないか。3月末に報告書を公表した社内調査で明らかにできず遺憾だ」と話しました。
注目の記事
「ごめんね 大好きだよ」4年間 冷凍食品と並べられた我が子 死産し遺棄した母親を追い詰めたのは?「骨になると軽くて…」 薬物依存、機能しない生活保護…社会に見過ごされたSOS【裁判詳報】

『合宿行くのか』『そうだよ』そっけない言葉が最後の会話...父親を自殺で亡くした娘「悲しみを口にできない」誰にも言えない葛藤を抱え生きる【前編】

【冒頭全文】「表現ぶりが一部誤解を招くものだった」簗和生・農水大臣が“予算大幅カット”音声めぐり再び会見 音声は「確認していない」

“超レア”「ベリカード」って何? コレクターは世界中に 視聴者と放送局を結ぶ「ハガキ」 ラジオ・テレビの“歴史”を伝えるカード

道ばたに倒れていた子ネコを保護→一軒家に引っ越しまで「自分にとっては招き猫」わずか3か月で生活一変

標高差200mのエレベーター、高熱隧道を通る機関車も 開放直前「黒部宇奈月キャニオンルート」が報道公開 電源開発の歴史を五感で体感 今季分の予約枠は残りわずか 富山









