口の健康を守る歯科衛生士が不足しています。
宮崎県内で常勤の歯科衛生士が400人近く足りていないことが分かりました。一体どうしてでしょうか?

県庁で開かれた県歯科保健推進協議会。

この中で、県内の歯科医療機関を対象に行われたアンケートの結果、県内では常勤の歯科衛生士が400人近く不足していることが報告されました。

アンケート結果によりますと、歯科衛生士が離職や転職を考える理由として「給与・待遇の面」や「経営者との人間関係」が多くを占めているということです。

(宮崎県歯科衛生士会 下池 光 会長)
「一旦、離職してしまった衛生士が(復職できるように)様々なサポートというのが必要になってくると思います。研修会の開催なども行いながら、また、現場に戻っていけるような環境を作っていきたいと思ってます」

宮崎市の矯正・小児ひまわり歯科。
ここでは、およそ20人の歯科衛生士が働いていますが、離職などにより、人材不足の影響があると柿崎院長は話します。

(矯正・小児ひまわり歯科 柿崎陽介院長)
「入った方が辞めないよう離職防止というところは力を入れています。人間関係で辞めていく人も多いので、そこがうまくいくような研修やコミュニケーションが取れるように気を付けている」

こちらの歯科医院は、人材確保のため、2017年から保育施設を併設。子育てをする女性が働きやすいようにとサポート環境を整えています。

(歯科衛生士)
「(子どもが)風邪をひいたときとか、どうしても仕事に出ないといけないときに預かってくれるので、そこはすごく助かっているところ。他の歯科医院にはないところなので働きやすいなと感じる」

深刻化する歯科衛生士の人材不足。
県歯科衛生士会は子どもたちを対象にした職業体験を行うなどして、人材確保につなげたいとしています。