早いもので、あすは6月30日、“1年の折り返し”で、高知県内各地の神社では「夏越の祓=輪抜けさま」が行われます。高知市の神社でも準備が行われました。

「輪抜けさま」の名前で親しまれる「夏越祭」は、半年間の穢れや災いを祓って元気に夏を乗り越え、残り半年間の無病息災を祈る神事です。高知市の土佐神社では午後1時ごろから「輪抜けさま」の準備が始まりました。

毎年大勢の参拝者で賑わう「茅の輪くぐり」。氏子の代表=総代10数人ほどで、直径3mの鉄の輪に総重量100キロを超えるという「茅」を縄でくくり付けていきます。「茅」は、近くを流れる「しなね川」のほとりで刈り取ってきたばかりの新鮮なものを使います。

7人がかりで茅の輪をかつぎ、竹の枠に取り付けました。

また、参道の両脇には120mにわたって74個の絵馬灯籠が設置されました。絵馬は近くの保育園・幼稚園に通う園児たちが描いていて、思い思いに夏の生き物などを描いています。

▼土佐神社 長野哲也 権禰宜
「(絵馬灯籠について)子ども、親御さん、おじいちゃん、おばあちゃんが楽しみに来てくれますので、そういう姿を見るのが楽しみ。『夏越の輪抜けさま』を回る理由は、1月~6月までの半年の罪・けがれをはらい清めて、下半年・7月~12月の半年を良くしてもらうため。それを意識して(茅の輪を)回ってお参りしていただければ」

土佐神社では30日午後4時に大祓式が行われ午後9時ごろまで出店が並びます。茅の輪は30日から4日間、7月3日の夕方ごろまでくぐることができます。