山口県上関町の使用済み核燃料中間貯蔵施設建設計画を巡る動きです。29日、柳井市議会で、計画への反対決議を求める請願が、賛成多数で採択されました。

使用済み核燃料中間貯蔵施設建設計画への反対決議を求める請願は、柳井市の住民団体が3月議会に提出し、継続審査となっていたものです。

6月22日の常任委員会では、議会として請願を「採択すべき」とされました。

本会議の採決では、議長を除く15人のうち請願に賛成9人、反対6人となり、賛成多数で採択されました。

請願を提出・上関の中間貯蔵を考える周防住民の会 井上重久 代表
「議会として市民の声に沿った判断をしてもらってほっとしているという感じです。村岡知事は周辺市町の理解が得られないと賛成できないという趣旨を何度も言っていますので、しっかり見てもらっていると期待しています」

井原健太郎 柳井市長
「民主主義のプロセスとして、しっかりとした議論があって、そこがしっかりと遂行されて、その後に民意というのは形成されるというふうに思いますので、そういう意味で、万機公論に決すべしというような立場はこれからも変わらないと」

このほか国や事業者に情報提供を求める3件の請願も採択されました。

この建設計画を巡っては、田布施町議会が2025年3月の議会で「建設に反対する決議案」を可決し、平生町議会は6月議会で否決しています。