ロシアのメドベージェフ前大統領は、ウクライナでのロシアの核使用は「人類に対する敵対行為」になると警告した日米首脳の共同声明について非難し、岸田総理は「閣議で切腹するしかない」などと強く反発しました。

岸田総理は13日、バイデン大統領と会談し、「ロシアによるウクライナでのいかなる核兵器の使用も人類に対する敵対行為であり、決して正当化され得ない」などとする共同声明を発表しました。

これについて、ロシアのメドベージェフ前大統領は14日、自身のSNSで「とんでもない恥ずべきことだ」と非難しました。メドベージェフ氏は「核兵器を使用した唯一の国がアメリカであり、唯一の被爆国が日本である。岸田氏は大統領に謝罪させるべきだった」とし、「広島と長崎の被爆者を裏切った」と主張しました。

そのうえで、岸田氏について「アメリカの使用人でそのような勇気はない」として、恥をそそぐには「閣議で切腹するしかない」と述べ強く反発しています。