九州ではすでに梅雨前線の影響で記録的な大雨となっています。さらに今後、台風7号の接近や8号による影響も見込まれることから、気象庁と国土交通省は会見を開き、「大雨の期間が長くなり総雨量も多くなる」として厳重な警戒を呼びかけています。
気象庁 予報課 池田徹 主任予報官
「梅雨前線、さらにそれを活発にする台風8号、そして最後に台風7号といったような形で、大雨の期間が長くなりますので、強い雨の期間が長くなり総雨量も多くなることが予想されます。西日本・東日本においては、大雨に厳重な警戒が必要となってくると思われます」
現在、梅雨前線が西日本から東日本の太平洋側に停滞し、九州北部ではすでに記録的な大雨となっています。
気象庁によりますと、今後、梅雨前線に向かい、台風8号や太平洋高気圧の縁を回る湿った空気が流れ込み、あさって(27日)にかけて前線の活動がさらに活発となる見込みです。
さらに台風7号があす(26日)にかけて沖縄や奄美に接近し、あさってには速度を上げながら九州から関東甲信に接近するおそれがあるとしています。
予想される24時間雨量は、あす正午までは、多いところで▼山口県を含む九州北部、四国、近畿で200ミリ、▼東海で180ミリなどとなっています。
また、あさって正午までは、▼東海で300ミリ、▼四国、近畿で200ミリ、▼九州南部、関東甲信で150ミリなどとなっています。
さらに28日正午までは、▼東海、関東甲信で150ミリ、▼伊豆諸島で120ミリなどと予想されています。
気象庁は「梅雨前線と台風で大雨の期間が長期化し、総雨量も多くなる」として、土砂災害や暴風に厳重に警戒するよう呼びかけています。
また、国土交通省は、「一度水位が下がっても、地盤が湿っているため、普段より少ない雨でも水位が上昇しやすい」として河川の氾濫に警戒を呼びかけました。
そのうえで、大河川と中小河川では水位の上がり方に違いがあり、▼中小河川では短時間で急激に水位が上昇する一方、▼大河川では水位上昇は緩やかだが雨が降り止んでからも水位上昇が続くとして、河川の特性に応じた避難行動をするとともに、「川の防災情報」のホームページなどで最新の情報を確認するよう呼びかけています。
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