75年の記憶とともに歴史に幕

今も残っている住人は、かつての5分の1、15人ほどになりました。

中には年齢や家賃が壁となり引っ越し先が見つかっていない人もいて、再開発を進める団体が家探しを支援しているといいます。店舗も住民も、立ち退きの期限は8月末です。

(平松咲季記者)
「岡ビルを出た後っていうのは?」

(利守酒店 利守伸太郎さん)
「まだ決まってない。移転先をいろいろ探してもらったりしているんだけど…」

「まあ、間に合わなかったら間に合わないでいいかと。ゆっくりやっていこうかなと」

(岡ビル原田商店 原田充宏さん)
「(客と)話もできたりね。生存確認じゃないですけど(笑)『来たよ~』言うてね、おばあちゃんらが来てくれたりして。すごく楽しいですけどね」

「まあ、いよいよかなという感じですね」

(記者)
「何を買ったの?」

(子ども)
「ブドウ買った!」

(買い物客)
「新鮮なんですよね、物がいいので。家も近いのでよく来ていたんですけど。寂しくなりますね」

(買い物客)
「子どものころから来ていたので。お正月の餅を買いに来るのが楽しみだったんですけど…」