三陸沖の海水温の上昇率は世界一ということです。気象学の専門家が、仙台市内で講演し「三陸沖の海水温の上昇が猛暑につながっている」と指摘しました。

仙台市青葉区で講演した日本気象学会理事で三重大学大学院の立花義裕教授(64)です。

異常気象や地球温暖化などが専門の立花教授は、ここ数年で三陸沖の海水温の上昇率は世界一であることを指摘。

そのうえで「本来冷たく湿った風であるやませが暖かくなっていることが東北の猛暑につながっている」などと説明しました。

さらに、太平洋赤道付近の海水温が東に向かって著しく上昇する現象「スーパーエルニーニョ」が発生する頻度が増えている影響もあり、猛暑が加速する可能性があると指摘しました。

三重大学大学院 立花義裕教授:
「日本列島周辺は世界で一番暑い。温暖化は日本列島を狙っています。しかも、日本列島の中でも東北地方が一番異常」

参加者:
「まず当事者意識を持って、こういった問題に取り組んでいく。まずは「知る」ということが、本当に大切だと今回しっかり学んだ」

立花教授は、7月中旬まで三陸沖の海水温を観測するなどし、どのくらい「暖かいやませ」が吹くのか調べることにしています。














