戦犯として裁かれた父
この日、油山の寺では、処刑されたアメリカ兵を慰霊する法要が営まれました。
ヘザーさんが握手を交わしていたのは左田野渉さん(67)です。

左田野さんの父・修さんはアメリカ兵の処刑に加わり、戦犯として裁かれました。
上官の命令によってアメリカ兵を手にかけた修さんは重労働5年の判決を受け、戦後を生き抜きました。
実際に顔を合わせた日本とアメリカの遺族
日本とアメリカ、双方の遺族が実際に顔を合わせるのはこの日が初めてです。

左田野渉さん
「初めてお会いできて嬉しいです」
ヘザー・ブキャナンさん
「心臓がすごくドキドキしています。今、自分の気持ちをどう表現したらいいのか分かりません。あなたのご家族に対して、恨むような気持ちは一切ないんです」
孫の姿も「最近話を聞き衝撃を受けた」

法要には戦犯とされた修さんの孫・育さん(35)の姿もありました。
残された遺族たちの思いがさらに次の世代へと受け継がれていきます。

左田野育さん
「この事件の話を聞いたのは比較的最近でして、とても衝撃を受けました。一個人が上官の命令で行ったことがどうやって個人の人生に直結していくのかという、記録に残す非常に大事なものだと思う。今後も資料と記憶を父と一緒に引き継いでいきたいと思います」














