正月の「箱根駅伝」で2年ぶりの総合優勝を飾った駒澤大学。中でも唯一区間賞をとるなど、その一翼を担ったのが、1年生の伊藤蒼唯選手です。
1月6日、伊藤選手は島根県出雲市にある母校を訪れ、後輩たちにエールを送りました。

1年生ながら駒澤大学の山下りを任された伊藤蒼唯選手。復路のカギとなる6区で、今大会チーム唯一の区間賞を獲得し、「山下りの神」とたたえられました。

駒澤大学陸上部1年 伊藤蒼唯 選手
「スタート前はかなり緊張していたけど、任されたからには自分の走りをだすだけだと思って走り切って、結果として区間賞をとって、チームとしても3冠であったり総合優勝できたというのは嬉しく思っている。」

1月6日、伊藤蒼唯選手が訪れたのは、母校の出雲工業高校です。

去年までともに汗を流した陸上部の後輩に伝えたかったこと。それは、決して才能ではないということ。

出雲工業高校陸上部の後輩
「高校の時練習で意識していたことは?」
伊藤蒼唯 選手
「自分は高校の時そんなに強い選手ではなかったけど、全国の強い人たちと勝負するというのを3年間目標にやっていて、高いレベルを見て練習していくのが一番かなと思う。」