6月23日、沖縄は、81年前の沖縄戦で組織的な戦闘が終結したとされる「慰霊の日」を迎えました。最後の激戦地となった糸満市摩文仁の平和祈念公園では、早朝から犠牲者への祈りが捧げられました。

激しい地上戦の末、県民の4人に1人が犠牲となった81年前の沖縄戦。6月23日は、旧日本軍の組織的な戦闘が終結したとされる「慰霊の日」です。糸満市摩文仁の平和祈念公園では、24万人余の戦没者の名前が刻まれた「平和の礎」で戦没者を悼もうと、朝早くから遺族らが訪れました。

平和祈念公園を訪れた人たち(23日)

宜野湾市から・83歳
「タンメー(お父さん)、おばさんおじさん、81年にないびーんでぃ(なるんだそうです)。たくさんの犠牲の上に私たちは平和になっています」

南風原町から・89歳
「両親を失い戦争孤児に。僕は小さい頃から独りぼっちだから。戦争は一番怖いよ」

礎の前で三線を弾いていた女性
「祖母が亡くなって調べたときに、10・10空襲の時に家族が亡くなっていたということを知り、名前がある場所もわかったので、会わせてあげたいなと、子どもたちと」

宜野湾市から・84歳
「(刻銘されているのは)みんな父の兄弟です。平和の礎に載せたのも父が80代のとき」

戦争体験者が減り続け、平和教育を通じた記憶の継承が問われている戦後81年。沖縄は、平和とは何かをあらためて見つめ直す一日となります。