なぜ名木の松は枯れた?

枯死した「久米の五枝のマツ」

「久米の五枝のマツ」を枯らせたのはカミキリムシが運んできた小さな線虫でした。カミキリムシが松を食べた際に、体に付着している線虫「マツノザイセンチュウ」が松の傷口から侵入し、木の中で増殖。

松の木に水を行きわたらせる導管を詰まらせ、松の全身が水分不足に陥り、枯れてしまったということです。

松くい虫(提供:沖縄県 森林資源研究センター)

取材スタッフが19日現場を訪れると、葉を落としたマツの枝は切り落とされていました。国の文化審議会は19日、文部科学大臣に対し、天然記念物の指定を解除すると答申。今後、官報の掲載をもって解除される見通しです。