国が定める被爆地域外で被爆した長崎の「被爆体験者」が、長崎県と長崎市を相手に、被爆者と認めるよう求めている裁判の弁論準備手続が、6月19日午後、福岡高裁で非公開で行われた。
原告側は、2026年4月に長崎大学の研究グループが発表した論文を証拠として提出。
広島原爆投下後に爆心地に入った女性の体内で70年経っても放射線が出続け、周辺の細胞が死滅し空洞となった「デスボール」を確認したとの内容で、放射性微粒子による「内部被ばく」を訴えた。
原告弁護団によると、被告側は、これに対し、念入りに反論する意向を示したという。
今後、引き続き、原告・被告双方の主張の整理が続けられ、7月13日・午後2時半~次回弁論準備手続が行われる予定。
裁判は、10月中には結審する見通しだという。
また、6月19日、死亡した原告一人の相続人が訴えを取り下げたことから、被爆体験者訴訟の原告は42人となった。
※勝訴原告15人(うち4人死亡)、敗訴原告27人(うち2人死亡)














