愛媛県今治市の大三島にある大山祇神社で、豊作を祈願する「御田植祭」が行われ、今年の稲の出来栄えを占う「一人角力」が奉納されました。

大山祇神社の「御田植祭」は、650年以上前に始まったとされる神事で、毎年、旧暦の5月5日に行われています。

まず、愛媛県の無形民俗文化財に指定されている一人角力が奉納され、一力山という力士に扮した今治市の職員、菅貞之さんが、稲の精霊と三番勝負を繰り広げました。

取り組みの結果、2勝1敗で精霊が勝ち越し、今年の豊作が約束されました。

(観客の女性)
「迫力があって良かった」

(一力山・菅貞之さん)
「稲の精霊は去年より強かったので、今年の稲は良い出来になると信じています」

このあと、厳かな雰囲気の中、島内の13の地区から選ばれた早乙女たちが、神社の斎田に苗を植えていきました。

植えられた稲は、秋に行われる「抜穂祭」で刈り取られ、神前に供えられます。