「闇バイト」事件に少年がかかわるケースが相次ぐなか、警視庁は東京・新宿区の高校で「闇バイト」に応募しないよう注意を呼びかけました。
警視庁少年育成課の担当者
「高校生をはじめ、たくさんの少年が捨て駒として使われています。捨て駒にされた少年は今の生活を全て失って、一生を台無しにしてしまう」
きょう(19日)、警視庁が東京・新宿区のクラーク記念国際高校で開いたのは「闇バイト防止教室」です。在籍する全国の中高生などおよそ1万1000人がオンラインなどで参加し、犯行グループが「アルバイト1回で2万円から5万円なんだけどやらないか」と友達や先輩が誘うケースや、SNS上で「荷物を受け取るだけの簡単な仕事」などと勧誘し、手軽な仕事で高額な報酬がもらえるとアピールする手口を紹介しました。
新宿区では今年4月、酒店に配達員を装って侵入し、金品を奪おうとした強盗未遂事件が起き、「闇バイト」に応募したとみられる17歳の高校生など6人が逮捕されています。
警察庁によりますと、去年1年間、匿名・流動型犯罪グループ=「トクリュウ」が関係する犯罪で1万2178人を摘発していて、このうち10代は1322人だったということです。
参加した高校生は「実際に自分の身に起こったときに、まずこれは『闇バイト』なのかなと疑えるような心を持ちたい」と話しました。
クラーク記念国際高校の保志悦宏先生は「『闇バイト』に対する危機感は年々高まってきてる。自分にも起こりうることだと認識し、断るスキルを正しく身につけてほしい」としています。
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