ホタルがよく出る条件

──ホタルが鑑賞しやすい条件はあるのでしょうか。

(東洋産業 大野竜徳さん)
「気温20℃以上。湿度が高く、蒸し暑い夜。風が少なく、月明かりが弱い日。郊外の清流沿い・棚田・林縁など、静かで暗い場所です」

「懐中電灯を使う場合は赤いセロハンを貼り、足元だけ照らすようにしましょう。強い光はホタルの活動を妨げます」

──ホタル撮影のコツは?

「ホタルの幻想的な光跡を写真に残したいなら、次のような装備と設定がおすすめです!一眼レフ、または長時間露光できるスマホ。

シャッター速度は10〜20秒前後。三脚または安定した台でカメラを固定。フラッシュは厳禁です。ホタルはとてもデリケートな生き物です。光や物音、水辺の攪乱などに弱く、捕まえても長生きはしません。

観察は静かに、そっと。ホタルの『おうち』にお邪魔する気持ちで、そっとそのプロポーズの姿を見守りましょう。

ホタルはその土地の自然環境の健全さを映し出すバロメーター。私たち一人ひとりがその尊さを知り、未来の世代にもこの光景を手渡していけたら素敵ですね」