長崎港の港口に浮かぶ小さな島、松島。この島は、船を見送る「祈りの島」としての歴史を今に伝えています。

島の西側の斜面には白い祠(ほこら)があり、その中には聖母マリア像が佇んでいます。このマリア像は、1610年に沈没したポルトガル船「デウス」号の乗組員を鎮魂するために建てられたものです。

「デウス」号は、マリア像が見つめる視線の先に沈んでいるとされています。

光の中へと船が行き交うこの小さな島は、今も長崎の深い歴史を静かに物語っています。

音楽:Nagasaki Green & Blue(大島ミチル)