俳優の米倉涼子さんが谷桃子バレエ団新制作公演「CINDERELLA(シンデレラ)」に出演することが発表されました。

米倉涼子さん


日本のバレエ界を牽引し「最もチケットが取れないバレエ団」と評される谷桃子バレエ団。8月9日~11日まで公演される新作公演「CINDERELLA」で米倉さんは、シンデレラの亡き母であり「再生と復活の象徴」大蝶々(マザーバタフライ)を演じます。

米倉涼子さん


5歳から15年間クラシックバレエを習い、かつて谷桃子バレエ団の高等科にも所属し、谷桃子さん本人から指導も受けていた米倉さん。バレエ公演への出演に米倉さんは〝20歳過ぎてからモデル業界に入ったりとかして、だんだんバレエから遠ざかって結局は挫折するという人間ですので、まさかこんな機会をいただけるとは思っておりませんでした〟と自身でも驚きが隠せない様子でした。

米倉涼子さん


ともに登壇した舞台演出の髙部尚子さんは、大蝶々のイメージを「長めのドレスを着て、どっしりと舞台にいていただく存在感のある役」と考えていたそう。配役を考える中で、〝踊りまくるダンサーが演じるよりも心で演じることができる女優さんにやっていただけたら素敵だなって思っていた時に、うちのバレエ団には谷先生に直接バレエを習い踊ってきた女優さんがいるではないかと、米倉さんが真っ先に思い浮かびました〟と熱烈なオファーの舞台裏を明かしました。

左から米倉涼子さん 髙部尚子さん



オファーをもらい、米倉さんは「喜べる感覚ではなかった」と複雑な胸中を告白。バレエの厳しさを知るからこそ〝プロのバレエ団がお披露目するショーの中で、バレエダンサーではない人間が立つことに違和感があって、疑問ばかりですぐに「お願いします」とは言えなかった〟と吐露しました。

左から米倉涼子さん 髙部尚子さん


続けて、「バレエをやめて一度も後悔したことがなかった」と言い切る米倉さん。〝バレエって一番難しい踊りだと分かっているので、簡単にお引き受けできなくて、自分のポテンシャルや年齢的にも上手になるか分からない環境の中で重大な役なので簡単にはお引き受けできなかった。でも、お声がけをいただいた日に谷先生から頂いたテレフォンカードが出てきて「やりなさいよ」って言ってくれているのかなって思って、一生懸命、自分の背中を押して、腹をくくって頑張ってみようかなって決断するのに3週間くらいかかった〟と今回の出演を決めた経緯を語りました。

米倉涼子さん


また、今回演じるのはこれまで米倉さんが演じてきた「強くて、たくましくて、潔い女性」とは正反対の「おおらかで、人を包み込む母親」の役。これまでにない新境地への挑戦に向け〝一旦、今までの自分を忘れて優しい母をイメージして恥ずかしがらずに頑張りたい〟と舞台への意気込みを語りました。

【担当:芸能情報ステーション】