議論の末に先日「基本計画」が公表された、高知県民体育館の再整備をめぐって、高知市の市民団体が、現在の計画案の見直しを求めて集めた署名を高知県に提出しました。

署名を提出したのは、高知市の有志およそ30人で結成された市民団体「みんなのための県民体育館をつくる会」です。

「つくる会」は、県民体育館の再整備の見直しを求めて、4月30日から街頭やインターネットなどで署名活動を行い、6月18日までに1906筆を集めました。

県民体育館の再整備をめぐっては、高知県が6月15日、総事業費208億9000万円にのぼる「基本計画」を公表しています。

「つくる会」は「新体育館は必要だ」としたうえで、「南海トラフ地震などによる津波浸水が想定されるエリアに地下駐車場を設けることは、安全性の観点から適切ではない」と、反対の意思を示しています。

また、現在の基本計画にある「体育館にアリーナやホールなどさまざまな機能を集約」することについても、「周辺道路の交通渋滞や近隣の住環境に影響が出るおそれがある」などとして、計画の見直しを訴えました。

▼みんなのための県民体育館をつくる会 よびかけ人 松本恵美子さん
「今の計画は1回『白紙』に戻す。あそこの場所には体育館は必要ですから、建て替えるための計画にする。地に足を着けて、高知県の身の丈に合った県民体育館を作ってほしい」

「つくる会」は、3000筆以上の署名を集めることを目標に、今後も活動を続ける予定です。