今度の選挙こそ、熊本市の未来を決める場にしなければならない

最後に幸山氏は、来たる選挙への強い期待を語りました。

「今度の市長選や市議選はとても大事になってくる。立候補する人たちは、正面からこの問題についてどう考えるかを明確に意思表示したうえで選挙に臨む必要がある。有権者もしっかり、市庁舎建て替え問題も含めた姿勢を問うような選挙にしていかなければならない。」

〇か✕かだけではない。1000億円をどう使うか、あるいは使わないならその財源を何に振り向けるか、そうした幅広い論点を有権者が考え、投票する選挙にしていくこと。それが今の熊本市に求められていると、幸山氏は言います。

「金額が高くても、必要なものはあるかもしれない。だったら正面から、きちんとその説明責任を果たすべきなんです。逃げてしまったらだめなんです。」

28%という前回の市長選の投票率。その数字が示すのは、市民の無関心ではなく、政治が市民のほうを向いていないことへの、静かな、しかし深い失望ではないか?そう問いかける幸山氏の言葉は、一市民としての切実さと、12年間この街を担った者としての責任感が、分かちがたく混ざり合っていました。

「二元代表制を支えているのは住民ですよ。最終的には市民に判断を仰ぐ。その姿勢がなければ、民主主義は機能しない。やっぱり市民にも考えてもらうという姿勢を、忘れちゃならんのじゃないかと思います。」

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