経営再建中の日産自動車は、新たなコンパクトSUVの発売を発表しました。人気カテゴリーへの新車投入で販売の巻き返しを狙います。
日産が発表したのは、コンパクトSUVの新型「キックス」です。最新の独自ハイブリッドシステムを採用し、車内の静かさや燃費を向上させたほか、後部座席の居住性も高めたとしています。
日産自動車 杉本全さん
「日本のコンパクトSUV市場は、過去10年で保有台数が約3.8倍に拡大し、今や最も成長が著しい乗用車セグメントとなっています」
近年、コンパクトSUVはアウトドア需要に加え、日本の狭い道でも運転しやすいサイズであることから人気が高まっています。
自動車専門誌の「カー・アンド・ドライバー」の調査によりますと、去年のコンパクトSUVの新車販売は軽自動車を除き全体の20.13%を占め、新車の5台に1台がコンパクトSUVでした。
ただ、この分野では、トヨタの「ライズ」や「ヤリスクロス」、ホンダの「ヴェゼル」などが上位を占めていて、日産車はトップ10にも入っていません。
経営再建中の日産は、日本を「リード市場」と位置づけ、2030年度までに年間55万台の販売を目指しています。
ただ、国内の販売目標は12年連続で未達となっていて、人気カテゴリーの新車が、苦戦が続く国内販売の起爆剤になるのか注目です。
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