熊本市で、2019年以来、約7年ぶりとなる麻しん(はしか)の患者が確認されました。

熊本市健康危機管理課などの発表によりますと、はしかを発症したのは、6月1日に県外から熊本市へ転居した10代の女性です 。

以前の居住地の保健所からの情報で、県外ではしかの患者との接触があったことが判明したため、自宅待機による健康観察を行っていました 。

その後、9日に微熱、11日には発疹の症状が現れたため、12日に医療機関で受診したところ、陽性だったということです。

女性は感染の可能性がある期間中、外出をせず自宅で過ごしていて、公共交通機関の利用や不特定多数との接触も確認されていないため、市保健所は「現時点で市内での感染拡大の可能性はない」と判断しています 。

全国では、今年に入って525件の感染が確認されていて、すでに去年の2倍近い感染者が出ています。

はしかは、空気感染や飛沫感染などにより感染し、非常に強い感染力を持っています 。主な症状は発熱や発疹、咳などで、重症化すると肺炎や脳炎を引き起こすこともあります 。

熊本市は、最も効果的な予防策としてワクチンの定期接種を呼びかけています 。