かつて勤務していた運送会社の取引先を不正に奪い、会社におよそ1900万円の損害を与えたとして、宮崎県警は元従業員の男女3人を背任の疑いで逮捕しました。

背任の疑いで逮捕されたのは、いずれも会社員で、宮崎市の中武敬太郎容疑者(54)、都城市の辻恵容疑者(50)、鹿児島県の津之地雅哉容疑者(66)の3人です。

警察によりますと、3人は福岡県に本社がある運送会社の宮崎営業所に勤務し、中武容疑者は営業所長、辻容疑者は事務員、津之地容疑者は配送ドライバーを務めていました。

3人は現在、そろって県内の別の運送会社に転職しています。

3人は元の会社に勤務していた2023年、取引先だった2つの業者に対し「営業所から複数の辞職者が出る」などと伝えたほか、転職先にとって有利な条件を提示して元の会社との契約を打ち切らせました。

そして、転職先と新たな契約を結ばせることで、元の会社におよそ1900万円の損害を与えた疑いが持たれています。

去年2月、被害に気づいた会社側から告訴があり、警察が関係者への裏付け捜査を進めていました。警察は、共犯事件であることを理由に3人の認否を明らかにしていません。