“生の肉や魚”をレンチンするだけで調理ができるお惣菜が人気に。おいしさの秘密はトレーやパウチの袋にありました。

生のお肉が手軽に「本格ステーキ」に

都内のスーパー『サミット ららテラス HARUMI FLAG店』(中央区)にズラリ並ぶのは、“生のお肉”をパックのままレンジで温めるだけで食べられるお惣菜。

「エリンギの肉巻き」や「鶏もも唐揚げ風」など25種類を揃え、中でも人気なのは「レンジ調理!若どりもも ガーリックステーキ」(100gあたり181円~)です。

トレーには味付けされた鶏もも肉が1枚ドンっと入っていて、スライスガーリックが添えられています。

調理方法はトレーを覆うラップに5〜6か所爪楊枝で穴を開け、トレーごとレンジへ。500W・約6分で完成です。

THE TIME,マーケティング部 佐藤あゆみ部員:
「お~柔らかい。とってもジューシーに仕上がっている」

レンチンでジューシーに仕上がる秘密は“容器”にあります。

『サミット』伊東智昭さん:
“トレーの底がアーチ状”になっている。底が盛り上がっているので、水分がトレー全体に回り蒸し焼きのような形になる」

生魚がレンチンだけで「焼き魚」に

スーパー『ライフ 板橋富士見町店』(東京・板橋区)でも、レンチンで完成する魚料理がズラリ。

「銀鮭西京漬」や「さばみりん」など15種類を展開し、“年間約21万食販売”とNo.1人気なのは「ジューシー銀だら西京漬」(645円)。味付けされた生の切り身が2切れ入っています。

トレーのラップに穴を開けたらそのままレンジへ。500W・約3分で完成です。

佐藤部員:
「しっかり中まで加熱されている。ふわふわでほろほろ」

レンチン惣菜で“作った感”

なぜ今、出来合いの惣菜ではなく「レンチンで完成する」惣菜の人気が高まっているのでしょうか?

『日本食糧新聞社』代表取締役副社長・木下猛統さん:
「人気の理由は“鮮度”と“満足感”。加工する前のものを見て、自分が手を加えて“作った感”

また、出来立てを簡単に食べられる“タイパの高さ”からも人気だといいます。

20代女性:
「料理を作ろうと思ったら材料を買い揃える費用がかかるけど、レンチン惣菜なら1人分の量でまとまっていて楽だしコストも抑えられる」