■FIFAワールドカップ2026 グループA メキシコ 2-0 南アフリカ(日本時間12日、メキシコシティ・スタジアム)

サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会が開幕した。史上最多となる48チームが出場した今大会。オープニングマッチは、開催国のメキシコ(FIFAランク13位)が南アフリカ(同61位)を2-0で下し、白星スタートを切った。1試合で3人の退場者を出す荒れた開幕戦となった。

9大会連続18回目の出場となる開催国・メキシコと、4大会ぶり4回目の出場を果たした南アフリカとの一戦。南アフリカがボールを持つだけで大きなブーイングが起こるなど熱狂的なサポーターの後押しを受け、圧倒的ホーム状態で試合を進めるメキシコは前半9分、相手GKのキックを素早いプレスから奪うと、J.キニョネス(29)がペナルティエリア内中央からシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。メキシコが早い時間に1点を先制する。

中盤以降も試合の主導権を握り、サイド攻撃やボールを奪ってからのカウンターなどで、南アフリカゴールに迫るメキシコだが、相手GKの好守に阻まれ追加点は奪えず、1-0のまま前半を終えた。

後半4分には、縦パスに走りこんB.グティエレス(22)を南アフリカの選手が後ろから倒して一発退場となり、数的優位に立ったメキシコ。22分に、相手陣内右サイドからゴール前にクロスを入れると、逆サイドにいたR.ヒメネス(35)が、頭でゴール左に叩き込み2点目を奪う。

39分にはラフプレーにより2人目の退場者を出した南アフリカ。アディショナルタイムには、メキシコの選手が南アフリカの攻撃を止めるために体をぶつけてレッドカードをもらう。1試合で3枚のレッドカードが出る荒れた試合となったが、ホームの大声援を背にボールを保持し試合を優位に進めたメキシコが、2点のリードを守り切り開幕戦を勝利で飾った。

8大会連続8度目の出場となった日本代表(同18位)はグループFに入り、日本時間15日に強豪・オランダ(同8位)との初戦に臨む。