沖縄をテーマにした絵本の制作で知られ、2023年度の講談社絵本賞も受賞した絵本作家、田島征彦さんの原画などを集めた展示会が、宜野湾市の美術館で始まりました。

この展示会は宜野湾市上原の佐喜眞美術館が企画したもので、田島さんの絵本の原画など合わせて89点が紹介されています。

1940年生まれ、大阪府出身の田島さんは、自然や風土に魅せられて40年以上沖縄に通い続け、これまでに沖縄をテーマにした6冊の絵本を制作しています。

型紙を使って模様を染め上げていく「型絵染」と呼ばれる技法を駆使して描くのが特徴です。

このうち今年4月に出版された最新作『ガージュー先生』では、沖縄戦前年に米軍の魚雷攻撃で沈没した学童疎開船の対馬丸を題材に、戦争の悲惨さと命の大切さを描いています。

この展示会は今年8月30日まで佐喜眞美術館で開かれていて、13日の土曜日には糸満市で田島さんの講演会も予定されています。(サザンビーチホテル&リゾート沖縄、午前11時半開場 参加無料)