2026年3月、名護市辺野古沖で起きた船転覆死亡事故で、死亡した同志社国際高校2年の武石知華さんの遺族は、3月末からインターネットの投稿サイト「note」に心境をつづっています。

こうしたなか5月31日の投稿で遺族は、同志社国際高校の修学旅行について以前は、県内の高校生との交流を通じて基地問題に関する多様な意見に触れる機会があったものの、その機会が縮小・廃止されたと指摘。

結果として、現在は「基地反対」以外の視点に触れにくく、教育内容の多角性に欠けているなどとつづっています。

また遺族は玉城知事に対して、「辺野古問題を平和教育で扱うならどう設計すべきか」、「多様な視点を確保するにはどうすべきか」などと質していました。この投稿を読んだという玉城知事は8日、次のようにコメントしました。

玉城知事:
「本当にご遺族の仰る通りで。沖縄の平和教育については、色々な観点から学生さんたちが自分で見て、聞いて、考えて、そしてみんなで話し合うという、教育の根幹に沿った様々なプログラムがあって然るべきではないかなというように思います」

玉城知事は遺族の問いかけに対し具体的な案は挙げませんでしたが、平和教育が多角的な視点から実施されるべきという観点から、遺族と同じ考えであることを強調しました。