コンビニでは、ファミリーマートだけではなく、ライバルのローソンやセブン-イレブンも続々と衣料品の強化を打ち出しています。一体、どんな狙いがあるのでしょうか?

いま、コンビニの服がアツいんです。

10代
「靴下を持ってます。3~4足くらい持ってます。雨の日に靴下濡れちゃって替えたいなと思ったときにファミマ寄って買ったり」

SNSを通じて若者の間でバズっているのが、ファミリーマートの服!大学生の彼にとってはもはや“普段着”だそう。

10代
「バイト行くときとか着てます。週3ぐらいで着てるかも」
「またファミマ!?みたいな」

コンビニのアパレルの火付け役・ファミリーマートは、服以外にも手を広げていて…

20代
「腕時計が気になる。シンプルな見た目が自分には刺さる」

シチズンと共同開発した腕時計です。4月に発売したところ、たったの10日ほどでほぼ完売状態だそうです。

いま、コンビニの衣料品はじわりと広がっていて、ライバルも強化しています。

記者
「都内のコンビニではアパレル専門店のようにポロシャツなどが充実していて、コンビニ限定のTシャツもあります」

ローソンではきょうから半袖Tシャツの展開をスタート。2022年から無印良品の衣料品を取り扱ってきましたが、共同開発したTシャツは初めてです。

ローソン 商品本部 大橋妙子シニアマーチャンダイザー
「私たちは衣類を売るのが今まで苦手なところがあって、無印良品と共同開発して、好きなお客さんにも来てもらえる」

4月からは売り場を拡大し、アイテム数も7割ほど増やす力の入れようです。

20代
「店舗数が多いので、入手性が高くて良いかなと」

さらに、最大手のセブン-イレブンも追随します。9月下旬から「ニコアンド」などを展開するアパレル企業と協業し新たに本格参入。若年層の女性をターゲットにする戦略です。

一体、なぜコンビニが服を売るのでしょうか?

ニッセイ基礎研究所  久我尚子 上席研究員
「利便性を重視する消費者にとっては非常に魅力的ですが、一方でコンビニの客数自体は伸び悩んでいる状況がある。食品中心では客単価に限界があり、衣料品に広げる、商品・サービスを幅広くすることで客単価を上げる狙いも」

とはいえ、「売り場の広さには限界があるため、今後の課題になる」との指摘も。

おにぎりなど食品を軸に成長してきたコンビニによるアパレルブーム。どこまで続くのでしょうか。