激しい地上戦の記憶を伝えるため、沖縄戦体験者の翁長安子さん(96)が7日、那覇市で講演しました。
翁長安子さん
戦争は得るものは何もないですよ。すべてが灰になるだけですよね

沖縄戦当時15歳の翁長さんは、旧日本軍の部隊で看護や炊事を担いました。
ある日、水汲みから壕に戻った際、アメリカ軍の攻撃を受け凄惨な場面を目撃しました。

翁長安子さん
照明弾の明かりで中の様子が全部見えるんです。ぐちゃぐちゃにやられているんです。首が壁についたり、死体が横にあったり。

翁長さんの話を聞いた小学生
自分がいま住んでいる場所でそのようなことが起きていたということがありえなくて、驚いている。同じ人間なのに苦しい思いをしているというのが悲しい、苦しい、切ない気持ちになる。

戦後、遺骨を集めてまつる際に”生かされていること”を噛み締めたという翁長さんは、世界の争いごとも、話し合いで解決する世の中になってほしいと締めくくりました。














