職場での熱中症による死傷者数が増加する中、岡山労働局が、企業向けの熱中症対策セミナーを開きました。

岡山市中区で開かれたセミナーには、県内の約100社の担当者が参加しました。昨年、職場での熱中症による死傷者数は全国で1,681人。岡山県内では33人で、いずれもこの20年で最多となりました。

気温や湿度を基に算出される「暑さ指数」が28度を超える環境では、熱中症のリスクが高まります。セミナーでは、作業現場にテントで日陰を作るなどの環境管理の方法や、ファン付き作業着の着用、作業時間の短縮など、安全管理の取り組みが紹介されました。
(岡山労働局 健康安全課 田渕英二課長)
「いまは事業者が作業環境を見直すなど、組織的な管理が求めらている」

(製造業の安全環境管理担当者)
「トレーニングをやっていきたいなと。倒れました、どこに運びます、どういう手当てをします、だれがAEDを使えますみたいなものをね」

岡山労働局は、本格的な暑さを迎える前に適切な熱中症対策を講じるよう呼びかけています。
(スタジオ)
ー熱中症対策で重要なことは、現場環境の整備です。例えば、テントを作業場の近くに設置することで休憩場所を確保できるほか、体調不良者が出た際の救護スペースとしても活用できます。また、セミナーでは、ファン付き作業着に加え、保冷剤を内蔵した冷却ウェアなど、体を冷やす最新のアイテムも紹介されました。現場の環境と装備を整え、会社全体で命を守る対策を進めることが求められています。














