今年のオオタバコガは?

──今年のオオタバコガ、どうなるでしょう?

(東洋産業 大野竜徳さん)
「オオタバコガは高温で雨が少ない年に発生が増える傾向があります。

2026年は春から初夏にかけて比較的気温が高い状態で推移しており、西日本ではすでにオオタバコガだけでなく、害虫全般の活動が活発になっています。

特に気温が上がる7月以降、高温傾向が続けば発生増加の可能性があります。例年通りであれば被害のピークは8~10月頃です。そう、被害が多い夏野菜の旬ですね。

スーパーで買った野菜にも付いていますか?と聞かれたことがありますが、これも残念ながら時々あります。

オオタバコガの幼虫は果実の中へ潜り込むため、収穫時に見逃されることがあります。

ただし、多くは選別段階で除去されるため、消費者のもとへ届くのはごく一部です。

もし見つけても農薬の問題ではなく、むしろ虫が生きられるほど鮮度が保たれていたとも言えます。…そう言い聞かせるしかありません。

日本の農業はかなりしっかりしていて、圃場での害虫対策、収穫後の選別はかなり厳密にされているところも多いのですが、相手は生き物、エラーは0にはできません」