最新の印刷技術を紹介する西日本最大規模の展示会が福岡市で開かれています。中東情勢の緊迫化で原油由来のナフサの不足が続く中、その影響を受けにくい製品が注目されています。

福岡市博多区の福岡国際センターで開かれている「九州印刷情報産業展」には、印刷関連の企業およそ120社が出展し、AIを活用したシステムや環境に配慮した製品などを紹介しています。

いま、印刷業界に大きな打撃を与えているナフサ不足。ナフサを原料とするインクや包装資材も品薄の状態が続いています。

このため、会場ではコスト削減や省資源化につながる技術に注目が集まっていました。

RKB 和田有加記者
「こちらの企業では、ビニールなどによる加工をせずに袋やパッケージに直接印刷できる技術を提案しています」

立体物に直接、文字やデザインを印刷できるインクジェットプリンターで、ナフサ不足の影響を受けにくい水性インクにも対応しています。

ムサシ・第2営業本部 清水新司 部長
「今原材料は不足しているものが多いんですけどコーティングをかけたりビニールを貼ったりという加工が今なかなか難しいものですから。(問い合わせ)が30%以上増えているような状況なので、今すごく伸びているなと手応えを感じています」

この展示会は、福岡国際センターで6日まで開かれています。