メキシコ初のモノレール建設も…W杯開幕には間に合わず

高柳キャスター:
一方、今回のワールドカップの開催により、モンテレイが長年抱える課題も浮き彫りになっています。それが、空港周辺の道路事情です。

現地時間1日、平日の午後8時ごろ、空港から市街地に向かう車やタクシーの様子。窪小谷記者たちは渋滞に巻き込まれ、1キロ進むのに、なんと30分かかったそうです。

こうした状況を改善するために立ち上がったのが、空港と街の中心部を結ぶ、メキシコ初のモノレール建設計画です。しかし、開幕まで1週間となった今も運行開始の目途が立っていません。作業員は週6~7日というハイペースで働いているそうですが、開業は2027年の夏以降になるといわれています。

モンテレイの住人
「海外から来る人のために渋滞を改善しようとしていたのに、ひどいよね」「モノレールの工事区間が通勤経路に一部被っているので、私たちにも影響がでています」

一方、運営会社の社長は、地元の人にとっては将来への投資になると強調しています。

メトロレイ バルガスモリーナ社長
「残念ながら、ラテンアメリカの都市は日本とは異なります。私たちはこの機会を利用して、基準を引き上げたいと考えています」

高柳キャスター:
東京オリンピックのときもそうでしたが、急ピッチでインフラを整えるというのは、さまざまな課題がありますね。

井上キャスター:
国際的なスポーツイベントの“あるある”という感じもします。

ある程度豊かになってきて、世界中からビッグイベントで集まる都市だと、確かに公共交通機関のインフラ部分は整備する必要がありますよね。

高柳キャスター:
東京に視察に来たメキシコの人たちが東京に走っているモノレールを見て、それを参考に作っているということです。

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<プロフィール>
窪小谷菜月
TBS報道局外信部 ニューヨーク支局員
国連などを取材
最近ランニングを始めました