クマ対策で新たな取り組みです。
AI機能を搭載したカメラを使ってクマを検知し、関係機関などに知らせるシステムの実証実験が4日、岩手県遠野市で始まりました。

(警告音とパトランプ)
「クマ検出しました。ご注意ください」

AIカメラを使って、クマを検知するシステムの実証実験を開始したのは、遠野市にある遠野テレビです。
台湾の会社などと共同で構築したシステムは、カメラの映像からAIがクマだけを識別して警戒アラームを鳴らすほか、検知した場所や時刻の情報や撮影された画像をスマートフォンやダブレットにすばやく送信することができます。


情報の伝達には、市全域に張り巡らされたケーブルテレビの通信網を活用します。

遠野テレビはクマの出没が確認された市内の学校や、観光地の駐車場など6か所にAIカメラを設置して、およそ3か月間にわたってクマを検知する精度を検証することにしています。

(遠野テレビ 佐々木浩章専務)
「学校であったり地域の集まる場であったり、そういったところにカメラを敷設しながら具体的に市民の安心安全が確保される方向に、会社としても持っていきたいと思います」

今後は、このシステムで得られた情報をもとにドローンを飛ばして上空からクマを追い払ったり、今後出没する可能性のあるエリアを予測したり、といった活用も期待できるとしています。